マイクロスコープ
より精密、より正確な治療の
提供のための
マイクロスコープ
マイクロスコープは治療対象部を拡大し、照明で見やすくする装置です。歯科医院では微小で精密な治療を必要としますし、お口の中の見えにくい部分を扱うので、精度が高い治療をする際に有効な設備です。特にむし歯の治療や根管治療で威力を発揮します。拡大画像を別のモニターに映して患者様に見せたり、画像を保存したりできることも大きなメリットになります。
マイクロスコープを使うことで可能になること
治療する部位を拡大してみれば、むし歯の境界を細かく見て、削るべきところと残すべきところを判別しやすくなります。また、過去には見えない場所を扱うことから歯科医師の勘で行われていた根管治療が、目視しながら行えるようになりました。画像をモニターに映したり保存したりできるので、患者様に情報共有するにも便利です。
マイクロスコープの使用時の治療箇所の見え方
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マイクロスコープ
(5倍) -
マイクロスコープ
(31.25倍)
マイクロスコープを歯科治療
に使用することのメリット
- 肉眼では判別困難な部位を拡大画像で見ることで治療の精密さが上がります。
- むし歯や根管治療で除去すべきところを取り逃すことを防ぎ、再発防止に貢献します。
- 正確な情報が得られるので治療が早くなり、患者様の負担が減ります。
- 画像は歯科医師やスタッフがスコープで見るだけでなく、モニターに映し出して患者様と共有できます。
マイクロスコープを使用する
治療範囲
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むし歯治療
むし歯で除去すべき部分が明確になり、残せる部分も増えるので、再発防止と歯を守る両方のメリットが得られます。
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根管治療
根管は非常に細く、内部を肉眼で見ることはできませんが、マイクロスコープがあれば画像が得られます。そのため根管治療の精度は大きく向上します。
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補綴物・修復物の形成
詰め物・被せ物などの補綴物はすき間なくセットすること、段差を作らないことが求められますので、マイクロスコープが大きく役立ちます。
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口腔内写真
画像の保存やモニターに映し出すことができるので、患者様に情報を提供し、治療内容を理解していただくことに役立ちます。
患者様の歯を残すために
できることを行う
歯科治療はお口の中で行う細かい治療のため、肉眼では手探りでおこなわざるをえないことがあります。
歯科医師自身が受けたいまたは大切な人に受けてもらいたい良い治療を患者様にも届けたいという想いのもと、マイクロスコープを使用した確かな診断と精度の高い治療を我々は目指します。そして、患者様の歯、口の健康寿命を長く保ち、豊かな人生を送るお手伝いができればと思います。