院内感染・ウイルス対策

医院の院内感染を防ぐための
当院のマニフェスト

当院の取り組み

  • ユニットのセパレート化(飛沫感染対策)

    プライバシーに配慮した、クラスターが発生しにくい個室をご用意しております。

  • 土足での入室

    接触感染リスクを下げる為、スリッパを利用することなく土足のままで入室いただけます。

  • 患者様お一人おひとりに応じての
    滅菌システム導入

    治療に使用した器具は、患者様の治療毎に徹底した滅菌処理を行います。

  • 医療機関専用の
    医療空気清浄機を導入

    ウイルスの除去はもちろん、PM2.5や花粉の除去にも効果があり、歯科用レジンなどの歯科医院特有のニオイも防いでくれます。

  • 院内へ抗ウイルスコーティングの実施

    接触感染対策のため、人体には無害かつ常にウイルスの不活化を行う医療用高規格空気触媒「AVAC」のコーティングを院内各所へ行っています。

 

患者様へお願いしていること

  • 治療前の検温と
    待合室のマスクの着用

  • ご予約日の変更や
    キャンセルは
    来院日の
    「3日前まで」に

  • 定刻来院時間厳守の
    お願い

その他の感染予防への取り組み

  • 待合室・診療室の消毒

  • 患者様毎にグローブのなどの
    消耗品の交換

  • 精算機によるお支払いで
    接触回避

院内感染を防ぐための
当院の滅菌・衛生管理設備

  • オートクレーブ

    オートクレーブは、高温高圧の蒸気を使って治療に使用した器具を滅菌する装置です。当院ではヨーロッパで認められた高い滅菌性能を持つオートクレーブを導入し、日々徹底した滅菌を行っています。

  • 口腔外バキューム

    歯科医院の治療では、歯を削った時微小な削りカスが飛びますし、口腔内の飛沫が飛散することがあります。それらが院内の空気を汚すことが無いように、口腔外バキュームを使って細菌の飛散を防いでいます。

  • ハンドピース滅菌器

    歯を削る器具であるハンドピースは複雑な形状をしているので、滅菌洗浄がしにくい特徴を持っています。そのため、当院ではハンドピース専用の滅菌器を採用しており、患者様のお口に入れる機器の安全性を保っています。

  • ミーレジェットウォッシャー

    熱を利用した医療機器専用の衛生設備です。洗浄だけでなく、すすぎや乾燥、消毒までの工程が自動でできるのでスタッフの手もかかりません。国際的基準にも沿っているので信頼性の高さでも優れています。

使用後の治療器具の
消毒・滅菌の流れ

  1. Step01

    洗浄・消毒

    患者様に使用した器具は、洗浄器等を用いて消毒を施します。

  2. Step02

    パッキング

    洗浄した器具類を滅菌パックに密封します。

  3. Step03

    高温高圧力で滅菌

    高温高圧機械(オートクレーブ)により、すべての菌を死滅させ、器具を無菌状態にします。

  4. Step04

    滅菌完了

    治療時には滅菌・殺菌した器具類を患者様に使用します。

口腔ケアがウイルス対策に
効果的な理由

ウイルス性感染症予防には、手洗い、うがいの他に歯科衛生士による専門的口腔ケアが意外なほど役立つことをご存知ですか?
口腔ケアが不十分だと、プラーク(歯垢)が蓄積し、むし歯や歯周病の原因となることはよく知られていますが、実はこのプラーク内の細菌から、ウイルス性感染症に影響を与えるプロテアーゼとノイラミニダーゼという二つの酵素が生成されます。歯科衛生士による専門的口腔ケアで、通常取り切れない歯周ポケットの中や、舌の奥の汚れ(舌苔)を取り除くことで、ご自分だけで口腔ケアをしたケースに比べ口腔内の細菌が大幅に減り、プロテアーゼとノイラミニダーゼの生成が大きく低下していることがわかりました。研究では歯科衛生士による専門的口腔ケアを受けた人のインフルエンザの発症率は、本人や介護者だけの口腔ケアに比べて10分の1になることが証明されています。今回の新型コロナウイルスに対しても同様の効果があると期待されています。
参考:奥田克爾ほか・平成15年度厚生労働省老人保健健康増進等事業,口腔ケアによる気道感染予防教室の実施方法と有効性の評価に関する研究事業報告書,地域保健研究会,東京,2004.

予防診療について

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